さいたま市南区・南浦和の若島歯科医院 HOME > 診療案内 歯槽膿漏(歯周病)
「歯槽膿漏(歯周病)」の国内罹患者数は約331万人
歯周病は、歯を支える「歯肉(歯ぐき)・歯根膜・セメント質・歯槽骨」といった様々な組織が細菌に感染して破壊される病気で、以前は、歯槽膿漏と呼ばれていました。
歯と歯肉の間の歯周ポケットに細菌が入り、歯肉が炎症を起こし赤く腫れ、ブラッシング時に出血したりしますが、痛みは全くありません。
しかし、そのまま放置してしまうと徐々に進行し、歯を支えている歯槽骨が溶け、歯がグラグラ揺れたり、歯肉が腫れて膿が出たりします。この頃になってやっと、痛みが生じます。そして、最後には、歯が抜けてしまいます。
当てはまる方は歯周病の可能性が高いです
歯ぐきの炎症が進み、腫れがひどくなります。歯周ポケットが徐々に深くなっていき、歯を支える顎の骨が溶かされはじめますが、この時点ではまだ痛みを伴わないため、気付かない場合が多いです。
スケーリング(表面の歯石除去)、ルートプレンニング(歯ぐきの間の歯石除去)
歯茎の炎症が進行し、歯周ポケットも一層深くなっていきます。歯を支えている顎の骨が溶かされ始めた状態で、歯が浮くような違和感が出たり、歯茎の腫れ・出血がひどくなったりします。
硬いものを強く咬む際に、痛みがあり、口臭がひどくなる場合もあります。
歯周ポケット掻爬術(歯周ポケット内のプラークや歯石等を搔出)、フラップ手術(歯ぐきを切開し、壊疽した歯周組織を除去)、レーザー治療
重度になるとさらに症状が進行し、歯を支える顎の骨がほとんど溶かされ、歯が激しくグラつくようになります。放置しておくと歯が抜け落ちてしまう末期の状態です。
ここまで進行すると、通常の食事も痛みを伴うため食べにくくなります。
GTR法(骨を再生する治療法)、エムドゲイン法(生物由来の特殊な薬剤を注入し、顎の骨を再生する治療法)、FGC(溶けてしまった歯根の周囲に皮ごと歯ぐきを移植する治療法)
医学の上流に位置する歯学。メタボリックシンドロームなどの生活習慣病の発生をさかのぼると、栄養摂取に関わる咀嚼や咬合機能、そして重要な口腔内細菌の影響へとたどり着く。
GC arde No.132 2010-2臨床座談より引用
メタボリック・ドミノとは、生活習慣病の負の連鎖をドミノで表したものです。つまり、生活習慣病は軽度から始まり、ドミノのように倒れて、最終的には重度になるということです。
ドミノと同じように生活習慣病も一度倒れたら、途中で止めることが困難です。
下図のように、歯槽膿漏(歯周病)によって悪影響と及ぼす全身疾患は多く存在します(下図一部)。
健康な人生を送るためにも、お口から健康の事を考えていかなければなりません。
お口の健康を維持することが人生を健康に過ごすために重要だとするならば、歯が痛くなってから歯医者さんに行くのではなく、定期的に通ってメンテナンスすることが大切になります。
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